自宅サーバーで運用している WordPress に、AI アシスタント「Claude Code」を使って記事を作成・投稿できるようになりました。今回はその仕組みと設定手順をまとめます。
Claude Code とは
Claude Code は Anthropic が提供する CLI ツールです。ターミナル上で AI と会話しながら、ファイル編集・コマンド実行・Web 取得など幅広い操作を行えます。今回はこの Claude Code に WordPress の記事管理を任せる構成を作りました。
仕組み
WordPress には標準で REST API が用意されています。認証さえ通れば、ブラウザの管理画面を開かなくても記事の作成・編集・削除が HTTP リクエスト一本で行えます。
Claude Code はこの REST API を curl コマンド経由で呼び出すことで、会話の中で指示した内容をそのまま記事として投稿します。
前提条件
- WordPress が稼働していること(オンプレミス・レンタルサーバー問わず)
- REST API が有効になっていること(WordPress 4.7 以降はデフォルト有効)
- 管理者アカウントへのアクセス権があること
- Claude Code がインストール済みであること
設定手順
1. Application Passwords を発行する
WordPress の管理画面から API 用のパスワードを発行します。通常のログインパスワードとは別に管理でき、不要になったら個別に削除できるため安全です。
- 管理画面(
/wp-admin/)にログイン - 右上のユーザー名 → 「プロフィール」 をクリック
- ページ下部の 「アプリケーションパスワード」 セクションへ移動
- 名前(例:
Claude Code)を入力して 「新しいアプリケーションパスワードを追加」 をクリック - 表示されたパスワードをコピーして安全な場所に保存する(この画面以降は再表示されません)
2. REST API の動作確認
以下のコマンドで認証付きアクセスができるか確認します。ユーザー名とパスワードは発行したものに置き換えてください。
curl -s -u "ユーザー名:アプリケーションパスワード" "https://your-site.example.com/wp-json/wp/v2/users/me"
ユーザー情報が JSON で返ってくれば成功です。
3. Claude Code に記事作成を指示する
あとは Claude Code に話しかけるだけです。
「〇〇について記事を書いて WordPress に投稿してください」
Claude Code が記事の内容を生成し、REST API 経由で自動的に投稿します。下書き保存してから内容を確認・修正することも可能です。
できること
- 記事の新規作成:テーマを伝えるだけで構成から本文まで生成
- 既存記事の編集:記事 ID を指定して内容を更新
- 記事一覧の取得:公開済み・下書き含めた一覧確認
- 下書き保存:すぐ公開せず下書きとして保存も可能
まとめ
WordPress REST API と Claude Code を組み合わせることで、ブラウザの管理画面を開かずにターミナルから記事の作成・管理ができるようになります。特に技術系の内容は Claude Code が得意とする領域なので、構成を考えるところから任せてしまうのも一つの使い方です。
認証情報は安全に管理しつつ、AI を活用したブログ運用を試してみてください。

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